なんだかkuroい人の為の備忘録

覚える前に忘れてしまうヲサーンの為の、備忘録的さむしんぐ。お金の話が多め

先日のPCE価格指数の話をしてみる回

休日くらいはお金の話と違う事書きたいなぁ…なんて思ってたりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、こんちくわ。

 

そうは思いつつも、昨日も飽きもせず日米の金利差について書いてみた文章のタイトルがドル円の値段だったので、「これでは1ドル=136円も日米の金利差のせいだと勘違いされはしまいか?」という懸念が生じたので、これは否定をせねば…と(言い訳は人一倍得意な)ヲサーンは考えたのですよ。 

 

さて、

金利差によって円安が進んでいる事に違いはないのですか、金曜の夜にドル円昇竜拳した直接の理由は多分これです。 多分。 

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.co.jp

ワタシは、井の中の猫の如く日本しか知らないヲサーンなのでこれは妄想でしかないのですが、どうもここ1~2週間でアメリカ人の景気観が凄まじい勢いで低下している様に見えるのですね。 

ちょっと前までは結構楽観的なふいんき(だから変換できないんだってばょ)だったハズなんですけどねぇ。 

 

日本では昨秋~冬頃、一時マスコミ挙げて黒田日銀総裁の緩和政策めっさ叩いて不況感煽ってた時期があったでしょう?  

向こうのメディアは日本のマスコミ程経済リテラシー低くないからあんな馬鹿な論陣は張らないんですが、「これ、ひょっとして景気メッチャ悪くなんぢゃね…?」ってゆ~警戒感とも恐怖感ともいえない空気が、急にあちこちの記事から透けて見え始めた感じがするんですよね。 

 

ほんの少し前まで、(景気が)「ソフトランディング出来るか?」というのが大方の論調だったのが、特にここ数日はもう「ハードランディング待ったなし」が前提で、話題は既に「不景気を抜けるまでにどれ位の時間が掛かるか?」に移りつつある様な気さえします。 

そんなふいん…はもういいですね。そんな雰囲気の中で↑の記事の「PCE価格(個人消費支出)指数」が発表された訳です。 

 

この指数の値が凄まじく悪かった(みたい)。

この指数は「PCEデフレーター」と言いまして、FRB中央銀行がかなり重要視している家計に関する指標です。よりによってその値が 予想を遥かに超える悪さだったものだから、「っちょ! インフレ全然収まってなくね?」と、右へ左への大騒ぎとなった訳ですね。(この場合は「上へ下へ」が正解か?←どうでも良い)

これによって先日来より囁かれる様になった「これ、政策金利5%台で済まなくね…?」が、ほぼ既定路線と考える様になるカモね…とゆ~のがヲサーン的解釈です。 

で、「\(^o^)/オワタ」となってドルが昇竜拳したんだと思われます。 

(高卒のヲサーンの言う事。違ったとて勿論なんら責任は取りません。) 

その証拠にという訳ではありませんが、ここ暫く何か指標が発表されたとて無風だったユーロドルの相場が、この指数発表後は大きく動きましたからね。 

 

まぁ、相場の話はここで横に置きましょう。 

 

コレ、何もアメリカに限った話じゃありませんからね? 

EUも割と大変な事になってます。

jp.reuters.com

多分、EU諸国の金利も軒並み4%台に乗せて来る事になるのでしょうね。 

0.5%ごときで大騒ぎしている極東の国の話とは大違いです。 

 

 

これね、 

黒田サン叩いてもしょうがないんですよ。 

日本の場合、諸悪の根源は消費増税ですから。 

 

世界中で金利が上がってるんですから、そんな中で金利を下げて景気をアゲようなんて無理無茶も良いトコです。 出来る訳がないんですよ。 

 

日本のマスコミは財務省の悪口とか絶対に書きませんからね。 

皆さんダマされちゃいけませんよ? 

現在の日本の不況は、コロナ禍以前に消費税増税が起点ですからね? 

しかもデフレの中、5%→8%、8%→10%と二回もやるとか、狂ってるとしか言い様がありません。 

 

常識的な国の政府ならば、不況の時はまず社会保障費と消費税を下げる事を検討すると思いますよ、多分。 

 

 

と、財務省に悪態をついたところで今日はこの辺で。