意図せず銀行の覚え書きばかりになったの巻。
振り返ってみると今日は銀行の話ばっかでした、こんちくわ。
さ、いってみましょ。
はい。真打ちktkr。
フランクフルト株式市場でドイツ銀の株価は一時15%安と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期の2020年3月以来の大幅下落。同行のユーロ建て優先債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は取引が開始された2019年以降で最高の水準に上昇した。
みんな大好きドイツ銀行は、多分この先1年位はみんなの注目の的になるんじゃないかな?シランけど。
がんがれドイツ政府(超他人事)。
次。(雑だな、おいw)
最近にわかに話題のTierナントカ債ですが、何が問題なのかを解説したコラムがあったので覚え書き。
今回の問題点はココ。
資本金の返済に関しては、通常、株主よりも債権保有者の方が上位に位置付けられる。しかし、クレディ・スイスのAT1債保有者は、FINMAが無価値化を決定したことで、手元に何も残らない。一方、株主は買収取引の一環として、約0.70スイスフラン(約101円)でUBSに株式を売却するオプションを得た。
つまり、
クレディ・スイス(CS)をUBSに買収させる為にはCSの株式を”紙切れ”にする訳にはいかず、その為に講じた特別措置が問題になっている訳です。
先日”この問題は尾を引くだろうなぁ”的な事を書いたのは…
今回スイス政府が”超法規的措置”によってTier1(AT1)債と株式の救済順序を入れ替えた事で、世界中の投資家に「他の国の政府も同じ様な事をするかも知れない」という不安を与えてしまいました。
これは、この先仮に所謂”増資”があれば危機を乗り切れそうな銀行が債券を発行しようとしたとて、政府の胸先三寸で救済順序をひっくり返されるリスクのある商品を投資家がおいそれと買ってくれるか…という、別の金融不安を生じさせた事に他ならないからです。
そして実際その不安は広がっています(専ら欧州)。
非公開情報を理由に複数の関係者が匿名で語ったところでは、バルデはクレディ・スイスの株式をショートにする一方、持ち株会社と事業会社の無担保債を積み増す既存のトレードを先週終盤さらに拡大した。
見出しで「ん?」と思ったらショートかいっ(笑)
そして地銀ネタ。
別に「預証率が高い事=キケン」という訳ではないので、ここで挙げられている銀行が”明日にも潰れそう”という訳ではありません、念の為。
毎度”危機を煽るのが仕事”と言わんばかりのゲンダイ系のコラムを真に受けるのもバカっぽいしね。
例えば、この中の”危険度ランキング一位(笑)”の山形銀行って経営そのものは割と太く、むしろ地銀の中では安定している方の銀行だったと記憶してます。
山形の場合はむしろ「きらやか銀行」の方が余程やヴぁく、その人気度危険度は某匿名掲示板でもスレが建つほどです。
って、ゲンダイがdisってるからフォローしてしまうとかあまのじゃくかよっ(笑)
とはいえ、実際地銀の抱える債券は結構な時限爆弾ですから、情報収集の一環として「そういう問題点があるんだ~」と参考にしておく分には間違いはないです。
と、毎回長々こういう与太話してるから積み残しが増えていく一方なのですよ…
(´・ω・`)
でわっ。