なんだかkuroい人の為の備忘録

覚える前に忘れてしまうヲサーンの為の、備忘録的さむしんぐ。お金の話が多め

日銀新総裁爆誕の裏であわてふためくヲサーンのお話

 今日は国会で植田日銀新総裁の所信聴取があるとかで、朝っぱらから株価も為替もエラい事になっている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか、こんちくわ。
 
為替なぞヒドいもので、昨日からほぼ1円下げた後返す刀で「逝って来い」ですよ。
世界中のトレーダーさん、おっちょこちょいで通貨をポンドと間違えちゃったんだね、きっと。
 
そんな朝から大わらわの日に慣れないブログなぞ始めたせいで、ヲサーンの頭の中も大わらわです。
 
 さて、昨日のエントリーに親和性のある記事を見つけたので覚え書き。

 
植田新総裁が黒田総裁の金融緩和政策を引き継ぐ事は以前から報じられていた事もあり、今日の所信聴取は言わばその追認式といったふいんき(何故か変換できない)で、「おはギャー」の憂き目に遭ったであろう若干名の戦士以外、特に大きな混乱もなく好感を持って受け入れられた様子です。
 
上の記事では、どこのどなたは存じませんが「(アメリカの政策金利は)7%台もあり得る」等とゆ~おっそろしい発言が紹介されている訳ですが、7%に乗る乗らないは兎も角、中長期的には再び140円台に乗せてくる可能性は考慮に入れておく必要があるとはヲサーンも考えているのですね。
 
因みにですが、アメリカでは”政策金利6%”はもはやチラホラ囁かれ始めている様です。

jp.reuters.com

 
金利6%とか、それなんてゆ~インデックスファンドですか…?(´・ω・`)
 
昨日申し上げた様に、モノの値段はノリではなく需給のバランスで決まる訳でして、為替相場の場合は『1ドルという商品』を買う為には何円が必要か?というロジックで物事が動くのですね。
つまり、アメリカが緊縮に動けば動く程、緩和政策を続ける日本(円)との為替差益が広がるという事になります。
 
書き慣れないブログであんま長文書くのもシンドいのでサラッと流しますが、
今日は、植田新総裁爆誕という事で一つ思い出して頂きたい事があるのですよ。
それは、
植田新総裁が緩和政策を引き継ぐ事はひとまず決定事項となった様ですが、多分大方の人がお忘れの事と思いますが、黒田総裁が買い入れをしていたのは国債だけに留まらず、『ETF(上場投資信託)も買い入れる』という超弩級の大技を繰り出してまで市場を買い支えていたとゆ~事実です。
なんでもこの買い入れたETFの総額でも35兆円だとか…?(うろ覚えですゴメンナサイ)
 
黒田緩和政策も昨秋辺りからは否定的な意見も増え、日本も事実上の政策金利の引き上げを余儀なくされた現状はさすがに猫でも知る所となりました。
何が言いたいかといいますと、6%(もしくはそれに近い)もの金利を払って借りたお金を、よりによって日本株につぎ込む物好きもそう居ないでしょう。
ぶっちゃけた話、現在までの日本の株価は日銀の買い支えと自社株買いによって維持されていた側面が少なからずあったりします。
ですので、「緩和政策維持」と一言にいっても、(国内外両面の要因により)この先は今までと全く同じという訳には行かなくなると思いますよ? というお話でした。