なんだかkuroい人の為の備忘録

覚える前に忘れてしまうヲサーンの為の、備忘録的さむしんぐ。お金の話が多め

色々と手遅れになっているらしい

 ボケ防止を兼ねて、日記っぽいモノを書いてみる事にするのですよ、こんちくわ。
まぁ既に、いつこのブログの存在をも忘れてもおかしくない程度には手遅れかもしれませんが…
 
そんな訳で参りましょ。
 
Forbes Japanに興味深い記事が載っていました。
 
直近の市場の上昇が3月末まで衰え続け、今四半期が今年の株式市場のピークになる可能性を示す多くの警告サインが灯ったと指摘した。
と、穏やかでない話を幾つかの根拠と共に示した記事。
 
まず一つ目は”イールドカーブが「大きく逆転」したままであること”にあるという。
このような状況下で不況を回避できた例はない”と。
 
そして二つ目。
こちらが興味深い内容で、それは”米国のマネーサプライは3月から急激に減少し、2006年以降で初めて年間ベースでマイナスとなった”という物。
 
慶応大学の某経済学教授によると(為替)相場とは「ノリで決まってる」らしいのですが、常識的に考えればお金の価値も物の価値と同じで、基本的には需要と供給のバランスによって決まります。
平たく言うと、日本が約30年飽きもせずデフレを続けているのは、緊縮財政のせいで社会に流通するお金の絶対量が不足しているからという、「もしドラ」を読めば女子高生でも分かる様なレベルの、凄まじく分かり易い理由によるものです。
 
これを先の「興味深い」内容に当て嵌めて平易にいうなら、アメリカ国内のドルの流通量は既に減り始めているにも関わらず、FRBは利上げを止めるどころか、当初年内あと二回と予想されていた利上げを、最近では三回行うのではないかという憶測が出始めている状況です。
 
つまり、
この記事は、「景気の波と真打ちは遅れてやって来る」の格言の通り、現時点で利上げどころか利下げを始めなければ「デフレ待ったなし」ですよ、と言っている訳ですね、知らんけど。
 
まぁ、「利上げとかふざけんな!」的なエコノミストのコメントなので話1/3位に聞いておいてよいと思いますが、30年選手でデフレ街道を突っ走っている日本国民から見れば、その理屈と心配は痛い程身に染みている訳でして、日本経済の為にも是非、この話が杞憂に終わって頂く事を祈る次第なのですよ。
 
なんだか、思ったよりちゃんと文章になってるね。(ね?)
エライぞワタシ。